このところ、ブログを更新できませんでした。仕事が忙しかった‥‥という言い訳は野暮。プロにあるまじきことです。 プロと聞いて思い出すのが、ものまね芸の第一人者、コロッケさん。先日、大阪・新歌舞伎座で公演を見てきました。 コロッケさん、今まで歌手…
「七味五悦三会」の後編、「五悦、三会」を記しておきます。 ■五悦 ●春風亭一之輔落語(3月4日・道頓堀ZAZA) 多方面で人気の一之輔さん。初めて生で聴くことができた会です。NHKの「超入門!落語 THE MOVIE」や「落語ディバー!」でしか知らなかったので…
すっかり正月気分も抜けた頃に恐縮至極ですが、 昨年の「七味五悦三会」を記しておきます。 「七味五悦三会」は江戸時代から風習でして「その年に食べた七つの美味しいもの」「五つの楽しかったこと」そして「三つの良き出会い」。これを大晦日に家族で紹介…
2021年のことですが、どうしても書いておきたいと思います。 それは、2021年7月31に放送されたETV特集「ドキュメント 精神科病院×新型コロナ」についてです。 コロナ禍で精神疾患を持つ患者はどうなっているのか。その実態を知るため、東京で最大の病床を持…
今日から仕事はじめという方が多いと思います。年頭に目標を書き記しておきます。 今年の目標。1つ目は「早寝早起き」 なんだか小学生みたいですが、宵っ張りの身としては、真剣なんです。フリーランスなので、時間の使い方は自由。なので、深夜までネット…
昨年から『島へ』という雑誌を定期購読しています。 海風舎という出版社が発行している「日本で唯一の島マガジン」です。日本の島に関する文化、歴史、風土、食べ物、人間模様などをていねいに取材しており、読み応えのある1冊です。 私は、瀬戸内海に面し…
『翻訳できない世界のことば』(エラ・フランシス・サンダース著)というユニークな絵本を読みました。 外国語には、他の言語では言い表せない言葉が存在するそうです。それらの言葉を集めたユニークなイラストブックです。著者は世界を旅するイラストレータ…
あけましておめでとうございます。昨年はあまり更新できず、忸怩たる思いでした。今年はそのようなことがないよう、頻繁に更新したいと決意しています。 昨年のことになりますが、記録のために書いておきます。 毎年恒例の「大なごやらくご祭」(名古屋市公…
大阪・大正区にある昭和山に行ってきました。 山といっても、標高は33メートル。「大阪八低山」のひとつです。 そもそもは、1970(昭和45)年、地下鉄工事で掘った土を盛って作られた山です。 標高が低いとはいえ、山頂からの眺めは抜群!大阪港から六甲山、…
藤山寛美三十三回忌追善公演(大阪松竹座)を見てきました。浪花の喜劇王と言われた寛美さんが亡くなって、もう30年以上経つんですね。 「大阪ぎらい物語」は、船場の木綿問屋を舞台にした喜劇ですが、脚本がとてもすばらしい。寛美さんは、ちょっと風変わり…
週末「桜を見る会」に行ってきました。 場所は、大阪・都島区にある藤田邸跡公園です。大阪では桜の名所として有名な公園だそうですが、私は初めての訪問。 園内には桜をはじめ、梅や桃など春の花が咲き誇り、目の保養になりました。 「桜を見る会」の主旨は…
今更ですが、昨年のクリスマスイブの話で失礼します。 毎年恒例の「大名古屋らくご祭」(名古屋市民会館)へ馳せ参じました。 昨年11月に、新作落語の先駆者である三遊亭円丈師匠が、残念ながら他界されました。出演メンバーは、白鳥さんを除いて、別の師匠…
先日、春風亭一之輔さんの落語会(大阪・道頓堀)へ行ってきました。NHKの「超入門!落語 THE MOVIE」や「落語ディバー!」などのテレビで何度か聴いたことがありましたが、生の高座は初めて。見た目がコワモテなので(失礼)、無骨で怖い方だと思っていたん…
2022 年2月22日は、スーパー猫の日。ということで、恒例の「猫の日落語会」(大阪・繁昌亭)へ行ってきました。 猫好きの上方芸人さんが集まり、落語、講談、コント、紙切り、芝居など趣向を凝らした高座で、大いに笑わせてくれました。 入り口では、黒猫の…
映画「ドライブ・マイ・カー」を観てきました。 主演の西島秀俊さん、ドライバー役の三浦透子さんも良かったけれど、複雑な役を演じきった、岡田将生さんが出色でした。 映画の後、原作が収録されている村上春樹さんの『女のいない男たち』も読了。原作は短…
『2016年の週刊文春』を読みました。著者は柳澤健さん。花田紀凱編集長の「週刊文春」「ナンバー」編集部に在籍後、2003年に独立し、ノンフィクション作家として活躍する方です。 文藝春秋社の軌跡を追いつつ、週刊文春の創刊から現在までを克明に綴った一冊…
『猫を棄てる 父親について語るとき』(村上春樹著)を読みました。 村上春樹に不案内な私に、書評家の友人が奨めてくれた一冊です。副題にもあるとおり、村上さんが、初めて父親のことを書いた本。太平洋戦争で大陸へ出兵し、命からがら生き延びた父親。そ…
「ソーゾーシー」の公演(大阪・道頓堀ZAZA)を見てきました。不思議な名前ですが、ソーゾーシーは、若手噺家4人によるユニットでして、いずれも新作派ばかり。一昨年、初めて聴いたのですが、そのバカバカしさ(ほめ言葉)に強烈にひかれ、またまた馳せ参…
『風雲児たち 幕末編』(みなもと太郎著)を読んでいます。 1979年に始まり、現在も連載中というロングセラー。徳川幕府の成立から寛政、化政、そして幕末に至る大長編です。 大河ドラマの参考として読み始めたのですが、実におもしろい。史実を描きながらも…
ザ・ニュースペーパーの公演を見てきました。政治風刺のコント集団です。 生で見るのは初めてだけど、いやー、おもしろい!コントを2時間もどうやって上演するだろか?と思っていたのですが、そんな予想をはるかに超えたステージでした。手を替え品を替え、…
7月16日、松竹新喜劇(京都・南座)を見てきました。その昔、テレビでよく見ていましたが、生の舞台は初めてです。 1本目は新作の「一休さん」。 藤山扇二郎さんが、おなじみ一休さんに扮し、村人のいさかいを「とんち」で収めるストーリー。 朝ドラ「おちょ…
7月5日(月)「ヅカメンズ」という落語会(大阪・天満天神繁盛亭)に行ってきました。風変わりな名前ですが、宝塚ファンの噺家さんの公演です。東京の立川らく次さん、上方の笑福亭生寿さんが定期的に開いており、今回は、ゲストに林家花丸師匠を迎えての…
大阪に緊急事態宣言が発令される直前の4月23日、コロッケ&天童よしみコンサートに行ってきました(大阪・新歌舞伎座)。 コロッケさんのステージは、一度生で観たいと思っていたのですが、ようやく念願かないました。 とーーーっても良かったです! 一瞬た…
2019年4月から週に1度の断食を始めて、昨日、105回目を迎えました。 ツイッターでこの『月曜断食』という本を知り、チャレンジしたのですが、飽き性の私が2年以上も続けられた理由は 「やれば確実に体重が減る」 これに尽きます。 1日食べなければ、確実に1…
昔から、来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、過去の話をすると、鬼が呆れるんでしょうか? てな枕を振って、またしても過ぎた日の話題です。 2月22日。にゃんにゃんにゃんの日。(2021年ですよ、念のため)ということで「猫の日落語会」(天満天神繁昌亭…
またしても昨年の話題。しかも毎度おなじみの落語ネタで失礼いたします。 2020年12月24日といえばクリスマスイブ。 にも関わらず「大名古屋らくご祭2020」(名古屋市民会館)へ行ってきました。毎年恒例になっているSWA (創作話芸アソシエーション)のメン…
2月19日「いくのまち歩き」に初めて参加しました。大阪・生野区に19ある小学校区を月に1度歩くツアーです。案内してくれたのは、生野まち歩き案内人の木村和弘さん。2月は「生野南小学校区」でした。 同じ区に住みながら、縁のなかったエリア。初めて知る…
今年になってブログの更新がすっかりご無沙汰になっています。これではイカン!と猛反省。週に1回、いや、それ以上更新していこうと決意しました。 書きたいネタはたくさんあるのですが、時間がない。そんな言い訳は、かっこ悪すぎますね。なので、がんばり…
「死生観光トランプで遊ぼう」というイベント(大阪・應典院)に参加しました。 えええ、死生?観光?何じゃそりゃ!って感じですが、これがなかなか面白かったのです。世界各地の葬送習俗を記したトランプでゲームをするという風変わりなイベントで、自分の…
2021年もすでに立春が過ぎてしまいましたが、今年の目標は、ノンフィクションの名著を読むことです。 そこで参考として、この2冊を図書館で借りてきました。 『人間の事実Ⅰ』柳田邦男著(2001年) 『現代日本を読む』武田徹著(2020年) 柳田氏の著作は、戦…