スルメ日記

ライターのユッキィ吉田が「ゆるい日常」を綴っております。

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

もうひとりの住人

昨日の桂吉弥独演会。この会には、吉弥師のほかに二名の噺家が出演した。上方の桂まん我、桂佐ん吉の両名。略歴を見ると、まん我が入門九年目、佐ん吉が七年目なので、東京でいえば二ツ目クラスか。ふたりとも明るく堂々たる高座だった。 とりわけ、まん我さ…

落語国の若き住人

桂吉弥独演会(名古屋・中電ホール)へ行ってきた。 大河ドラマ『新撰組!』、朝ドラ『ちりとてちん』で一躍人気者になった人だけに、キャパ440人の中電ホールがあっさりと完売御礼。このところ名古屋の落語会は、どこも盛況だ。今日も新しいお客さんが多い…

小さな楽しみこそ

OSK

福井県・武生。OSKの公演を観るために、この秋、初めて訪れたんですが、実にいい街だった。駅に降り立った瞬間、気に入りましたね。なんたって駅前に、悪しきサラ金の看板がない。見えるのは、ゆったりとした通り。正面には荘厳な神社。 武生は、奈良時代に…

シンプルであれ

OSK

OSKの武生公演へ行ってきた。初日を観た後、なんだかねえ、リピートしたくなってしまったのですよ。それで、エイヤっと東海道線、北陸線を乗り継いで、二週間ぶりに武生の街へ。 初回にも増してよかったです。 若手の劇団員ががんばっていて、可能性を感じま…

純愛レビュー

OSK

OSKの武生公演。出演していた二十名のうち、七名が初舞台! ファンの方のブログで知ったんですが、いやー、驚いた。初舞台生ってことは、今年の春に養成所を卒業したばかり。それで、あれだけ美しくパワフルに踊れるとは、スゴい。 今日もOSKの話題です。先…

身体の底力

OSK

行ってまいりました。OSK日本歌劇団の武生公演、初日。よかった。いろんな意味で、春の松竹座より夏の南座より、私は感銘を受けた。ガツンとやられたって感じです。 レポートを書く前に、簡単に公演のあらましを。 福井県・武生(合併して越前市)で毎年秋に…

立ち向かう者が生き残る

劇団四季がチケット代を「値下げ」する。 発表によれば、S席1万1500円→9800円に。A席9450円→8000円になるそうだ。他の席種もすべて値下げに踏み切るという。値下げ分は劇団四季の「前期経常利益の40%に相当する」そうで、一時的にはかなりの痛手になるだろ…