スルメ日記

ライターのユッキィ吉田が「ゆるい日常」を綴っております。

宝塚

ヅカメンズ(天満天神繁盛亭)

7月5日(月)「ヅカメンズ」という落語会(大阪・天満天神繁盛亭)に行ってきました。風変わりな名前ですが、宝塚ファンの噺家さんの公演です。東京の立川らく次さん、上方の笑福亭生寿さんが定期的に開いており、今回は、ゲストに林家花丸師匠を迎えての…

『深夜バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』

『深夜バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』を読みました。 バスの本ではなく、大阪住まいのライター、スズキナオさんのコラム集。これが、実になんとも愉快だったのです。 「あなたの知らない『昼スナック』の世界」 「廃車になったバスの中で絶品の和歌…

意外なキリヤン・ファン

来週、大きな案件の納品を控え、ここ数日は仕事場に缶詰状態。楽しみといえばネットサーフィンぐらい、という味も素っ気もない毎日を過ごしているんですが、そんな最中、うれしい発見をした。 それは漫才・オール阪神巨人の巨人師匠のブログ。 巨人さん、な…

もったいない

武生へ行く前に、宝塚で月組『ラストプレイ』を観た。瀬奈じゅん氏の退団公演なので、がんばってチケットをとったのだが、ううむ……。以下、辛口感想ですので折りたたみます。

おめでとう、キリヤン

持病のため、またしても一週間ダウンしていた。定期的にやってくるものなので仕方ないが、この夏は天候不順も相まって疲労の度合いが激しい。こういう時は先々の楽しみを夢想する。そして、つらい時期をしのぐ、ということで、秋の観劇計画を練っていたとこ…

初エリザベート

さて、宝塚月組『エリザベート』の感想。 『エリザベート』は、オーストリア帝国の皇后・エリザベートの生涯を描いたミュージカル。日本では宝塚が1996年に上演し、大ヒット。以来、人気演目のひとつになり、今回が7度目の上演。 観劇前『エリザベート』に関…

煩悩との戦い

現在、観劇に関しては自粛モードの身である。もうすぐ宝塚月組『エリザベート』が始まるし、7月にはOSKの南座公演も控えている。その上、8月には桜花昇ぼる&チェリー・ガールズの公演(大阪)とディナー・ショー(奈良)まである。これは大出費の予感。とい…

春はキリヤン

今日は、キリヤンのディナー・ショーの予約開始日。チケットを買ってしまった。2万5000円。自分史上最高の観劇料。 その昔、某歌舞伎役者のファンだったころ、歌舞伎座の一階桟敷(当時1万6000円)を買ったことがある。そのとき、人生でこれ以上高いチケット…

衣裳萌え

2009年初観劇。リニューアルされた宝塚大劇場へ行ってまいりました。 チケットを予約せず、ふらりと劇場へ。で、B席をゲットして、いざ2階席へ行ってみると、あちゃー! そこに蠢くのは、紺ブレザーの大軍団。200人近い中学生。私の席は、彼らのすぐとなり。…

まさかのエリザベート

快晴の晩秋に、いきなり真冬並みの寒波。ちょっと身体がついていきません。そんな日に、ショーゲキが! 宝塚の2009年公演ラインナップ(第2弾)が発表されたんですが、月組が、なんと「エリザベート」を再演。トート役は瀬奈じゅん。ということは……まさか………

色事師の苦悩

宝塚月組の次回公演「夢の浮橋」の配役が発表された。 キリヤンが、薫! キリヤンが、薫! キリヤンが、薫! なんて素敵なキャステイング。ポスターを見たときから、もしや?と予想はしていたんですが、いやー、うれしい。きっと、キリヤンらしい慈愛に満ち…

太郎と次郎

いやー、めでたい、麻生太郎の総理就任。 なんたって、宮沢喜一以来の「童顔」総理の誕生だ。この国の行く末は置いといて、童顔ウォッチャーとしては、まことに慶賀すべき記念日である。 さっそく記者会見をチェック。 麻生さん、もうすぐ七十歳とは思えない…

気になったもので

まもなくお彼岸。いまさら夏芝居のことを書くのもナンですが、いろいろ面白いことがあったので、ちょっと記録を。私的な萌えツボばかり。ピンポイント感想ですが。 ■二枚目の熱き柔肌 「女教師は二度抱かれた」(8月、シアターコクーン) 劇作家・松尾スズキ…

いまを生きる

9月に入ったし、いくらなんでも、このあたりで仕事モードに切り替えねばと、殊勝な気分でいたんですが……ふと魔がさして宝塚のウェブサイトを覗いたら、雪組の公演タイトルが、なんと「マリポーサの花」 マリポーサといえば、キューバの国花。ううっ、これは…

初!キリヤン

博多で念願のキリヤン! 楽しかった。九州まで来てよかった。ということで、本日の日記は、ねじが緩んでいます。許してやってね。 九州もこの夏いちばんの暑さ。屋外へ踏み出すのに決死の覚悟が要る猛暑のなか、はーるばる来たぜ、博多へ。いや、わたくし本…

夏はキリヤン

友人宅でホーム・パーティ。久しぶりに仕事の絡まない飲み会とあって、お酒の美味しいこと。食卓にのぼったのは、稚鮎、蛸、満願寺唐辛子、ハス芋、佐藤錦(サクランボ)など夏の美味ばかり。もちろん、すべて国産。たっぷりいただいて、一ヶ月ぶりに人間ら…

人智を超えたひと

先月来、人生最高といってもいいほどの忙しさに襲われ、完全にひからびております。どう画策してもライブに行く時間が取れず、完全に「ヤク切れ」の状態。あぁ、舞台の熱、色、音が恋しい。本当に恋しいです。 先日。あまりにも心がカサカサになってしまった…

もったいない

TBSの金曜ドラマ『Around 40』を見る。 40歳を前に、迷い、揺れる女性のドラマということで、同世代としては興味津々だったのだが、初回を見るかぎり、あれれれ、という印象。 悩める主人公に天海祐希。これが、どうにもミスマッチ。 脚本が「僕の生きる道」…

宝塚の紳士

はじめての宝塚では、いろんな発見があった。 宝塚といえば言わずと知れた、乙女の聖域。客席も九割が女性だろうと思いきや、意外と男のお客さんがいるんですね。白洲次郎という題材のせいもあるだろうが、一割は男性客だったように思う。宝塚通の知人による…

火花の演技

友人たちと宝塚へ一泊旅行。はじめてナマで宝塚歌劇を観る。去年の夏の宣言からは、ちょっと遅れたけれど、念願かなっての初体験。いやぁ面白い。予想をはるかに超えた感動でした。 観たのは、宙組の『黎明の風』というミュージカル。吉田茂の側近として活躍…

大人の宝塚

大学時代の旧友たちと飲む。その席で久々にK先輩と会った。K先輩は建設現場で指揮をとる40代。ガテン系の豪腕リーダーである。このKさんが、織田無道のような怪僧顔をほころばせつつ、意外なこと口にした。 「タカラヅカ、いいよねぇ」 タカラヅカ? 歌劇の…