スルメ日記

ライターのユッキィ吉田が「ゆるい日常」を綴っております。

日米格差


本日も自宅で病臥。体調は少しずつ快方へ向かっているが、全快には、ほど遠い。


この連休、各局ニュースが「石景山遊園地」を取り上げている。キャラクター、アトラクションともにディズニーランドの「コピー」で有名な北京の遊園地だ。いかにも著作権無法地帯・中国らしい代物だが、北京オリンピックが近づき、こういう野放しが大目にみてもらえるのも、あとわずか。稼げるうちに、という焦りか、現地スタッフの鼻息が荒かった。


奇しくも、発売中の「BRUTUS」は北京特集号。この、現代中国を象徴する複製楽園を紹介しているか、と目を通したが、さすがにスルーしてましたね。


この遊園地で個人的に気になったのは、日米の落差だ。ディズニーキャラクターは、ミッキー、ドナルドなど結構なクオリティなのだが、日本のキャラ(もいるんですよ)に関しては、どこか園児の工作レベル。ドラえもん、キティちゃんに対する気合いの無さは、いったい何? あの国では、少なくともディスニーよりも人気があったはずだけど。


このニュースに関して「報道ステーション」加藤解説員のコメントがふるっていた。


「近年、中国政府は著作権に厳しくなってきましたが、民間は、まだまだ、ということでしょうか」


石景山遊園地、国営なんですけど。