スルメ日記

ライターのユッキィ吉田が「ゆるい日常」を綴っております。

ひたすら感謝


すっかり更新が途絶えてしまった。すいません、怒濤の一ヶ月だったのです。


実は、先月半ば、母の具合が悪くなった。入院するほどではなかったが、なにせ70歳、四国の田舎町でひとり暮らしの身。子供はふたりとも親元を離れているので、こうなると実家の近所に住む親戚に頼らなければならない。幸い、母の長姉が78歳という高齢にも関わらず非常に元気な人なので、喜んで看病を買って出てくれた。また、60代の従兄弟夫婦が、通院の付き添いをしてくれたり、買い物から庭の草むしり、ツバメの世話まで引き受けてくれ、母も安心して治療に専念できたらしい。おかげで、先週あたりから快方に向かっている様子。私もホッと一息である。


看護する方、される方、ともに60歳以上。まさに老老介護の見本のようだが、困っている人を見れば、手を差し伸べるのが当然。そんな精神が、いまも根強く残っている四国という風土を、今回のことで少し誇らしく思ったりもした。