スルメ日記

ライターのユッキィ吉田が「ゆるい日常」を綴っております。

盆の悩み

8月15日のことで悩んでいる。いや、先祖供養でも戦争問題でもなく、わたしの場合、遊興問題です。あ、石投げないで(笑)


8月15日、奈良でOSK桜花昇ぼるサマのディナーショーがあるのですよ。桜花さんを至近距離でおがめる絶好の機会。しかも、今回は桐生さんも出演する。(先日のルシアスのショー以来、桐生さんにハマってしまったワタシ)これは駆けつけない手はない。暑さが大の苦手で、お盆に外出するなんてあり得なかった人間なんですが、今年は奮起、がんばって奈良へ行く予定にしておりました。


が、ここへきて、心揺れる情報が!


同じ8月15日に、名古屋の中日劇場「桂枝雀生誕70年記念落語会」が開催されるとの情報。出演は、桂米朝、ざこば、南光をはじめとする米朝一門。ゲストが、なんと立川談志米朝一門の主要メンバーがそろうだけでも贅沢なのに、その上、談志師匠とは! 米朝+談志のツーショットが見られる、とんでもなく貴重な落語会。


立川談志が「どう桂枝雀を語るのか?」これ興味が尽きないですよ。談志師匠は、1999年に桂枝雀師匠が亡くなった後、自著の中で何度か、この不世出の天才について触れている。でも、桂枝雀論のような、まとまった文章は、未だにものしてない(はずである)。桂枝雀の早世から10年、自身が老境にさしかかった今、立川談志は同世代の枝雀のことをどう考えているのか。談志師匠の口からナマの言葉できいてみたい。


奈良ロイヤルホテルのディナーショーは、12時30分、18時の2回。中日劇場は、14時の1回のみ。終演は16時30分だそうだ。終演後、大急ぎで新幹線に飛び乗っても、18時に奈良は無理だよなぁ。ハシゴできない。どちらかを選ばねばならない状態。いまの私にとっては、この夏の一大事。


両者ともチケット発売は、6月29日。落語会は、きっと発売と同時にソールドアウトでしょうから、入手できない可能性も大なんですが……もう、煩悶しております。