京都遊び 昼編

OSK「ファン感謝の集い」、オタオタしているうちにチケットは完売しておりました。100名限定だものね。残念無念。

でも、めげずに祇園祭・宵々山に行く予定。口惜しさをバネに（？）京都遊びのプランを考えてみる。ますは観劇前の昼バージョン。

今回、狙い目は左京区。京都大学のある百万遍から吉田山にかけてのエリア。京阪電車「出町柳駅」が最寄り駅なので、南座へのアクセスも便利。

手始めに「知恩寺の手作り市」へ。これは以前、雑誌で読んで気になっていたフリーマーケットなんですね。洋服、小物雑貨、工芸品、食品、お菓子、日用品など、京都近隣の職人さんやアーティストが「手づくり」の品を販売する市。毎月15日に百万遍にある知恩寺の境内で開かれているので、ちょうどグッドタイミング。私の興味は、もっぱら食べ物関係だけど、竹細工や織物、焼き物など京都らしい品も数多いとのこと。お土産の調達にも便利そう。

知恩寺からは、ゆるゆると吉田山をのぼる。標高125メートル。東山三十六峰の吉田山は緑が豊富で、京都市内とは思えないほど静寂。夏の暑さもしばし忘れられるかも。

歩き疲れたら、料理旅館「吉田山荘」で昼膳……といきたいところだけど、ただいま財布に余裕のない私は、涙をのんでパス。東伏見宮家の別邸の贅を尽くされた名建築を鑑賞するにとどめ、お昼は、京大のカフェレストラン「カンフォーラ」へ。ここなら700円でスペシャルランチが食べられるのだ。

リーズナブル価格でお腹いっぱいになったあとは、吉田神社などを散策、カフェ「茂庵」へ立ち寄る。ここは大正時代に建てられた茶苑。京都市の登録有形文化財に指定された情趣ある茶室もさることながら、カフェの窓から眺める京都市街の風景が絶品。大文字山がよく見えます。時間がたつのを忘れて、まったりとティータイム。

散歩のあとは、ゆるゆると山をくだって「出町柳駅」へ。京阪電車に乗れば、数分で「祇園四条」。地上へ出れば、そこはもう南座。

3、4時間でまわれる吉田山の散策。「レビュー in Kyoto 」夜の部を観劇の前に、いかがでしょうか？ ただ、徒歩オンリーのコースなので、あまりにも暑い日は避けた方が無難かも。なんだか観光案内モードですが、吉田山、けっこうオススメですよ。