スルメ日記

ライターのユッキィ吉田が「ゆるい日常」を綴っております。

とりあえず『バンディット!』感想


更新が滞っている間に、ブログ編集画面の仕様がすっかり変わっていた。ううむ、使い勝手が違うなあ。いや、そんなことはどうでも良い。

観てきましたよ、OSK『バンディット!〜霧隠才蔵外伝〜』(大阪ビジネスパーク円形ホール)。想像以上によかった。というか「小劇場育ち、歌舞伎経由」の私にとってはストライクど真ん中の舞台。(OSKには、こういう活劇テイストの作品をどんどんやってほしいな)。

脚本は骨太かつ職人技。殺陣は迫力もの。高世真央は、もはや二次元キャラとしか思えない眉目秀麗ぶり。あ、ここで声を大にして言いますが、高世さんは「和物」のひとです。スーツも燕尾もいいけれど、主役はるなら絶対に和物。

『バンディット!』。ミュージカルと銘打っているものの、歌とダンスは少なめ。「芝居」を見せる舞台。みんな、芝居うまいです。

特筆すべきは、緋波さん。

緋波さんが芝居巧者だってことは重々承知だったのですが、改めて、その硬軟併せ持つ演技力には脱帽。ほんとに上手い人だ。

ちまたで噂の、悠浦あやと氏の大躍進ぶりも含めて、『バンディット!』は萌えツボぞろい。じっくりと書きますとも。