デジタルデトックス
2月19日の「クローズアップ現代+」で、スマホが「脳過労」の原因になっていると追究していた。
スマホに依存するあまり、もの忘れが激しくなり、判断力や意欲も低下するそうだ。東北大学の調査によると、スマホを使う時間が長い子どもの大脳に発達の遅れがみられるという。
私もパソコン、タブレット、スマホに囲まれた毎日で、ネットを見るのが当たり前の生活。そのせいで、最近は集中力が続かない。じっくりと仕事に向き合えない。いろいろ悩んでおります。
番組では、「デジタルデトックス」が解決策として注目されていると伝えていた。
それで、以前読んだ『デジタルデトックスのすすめ』(米田智彦著、PHP)を引っぱり出してきた。この本、具体的なデトックスの方法が載っており、なかなか参考になります。
- メールの確認は1日2回にする
メーラーを常時接続しないというのは、集中する時間の分断を避けるためにも効果的です。集中モードのことを。僕は「思考の井戸に降りる」とよくいっています。深い井戸の底で熟考するような精神状態です。
井戸の蓋あたりでウロウロしているなぁ。深い井戸の底へ行きたい。
- スマホのアラームを使わない
スマホのアラームを目覚ましにしている方も多いと思いますが、思い切って目覚まし時計に替えてみましょう。
ううっ痛い。まさにこれ。布団に入ってまでスマホを見ています。いかんね。
- メールよりも直接会うことを大事にする
仕事ができる人は皆、どんなにメールを多用していても、直接人と会ってのコミュニケーションを大事にしています。
メールや電話で済ませてしまいがちだけど、実際に会うと印象が違う、という経験が多い。会うのは大事。
- 読書の醍醐味
小説しかり、ノンフィクションしかり、「情報摂取」ではなく「読書体験」をすることこそが、読書の醍醐味だと思っています。ネットに慣れてしまうと、長い文章を読むのが億劫になり、「行間を読む」ような想像力を働かせる力が弱ってきていると感じている人もいるかもしれません。
これも痛い。長編小説やノンフィクションを最近ほとんど読んでない。ネットの弊害ですなぁ。