スルメ日記

ライターのユッキィ吉田が「ゆるい日常」を綴っております。

『一流の人をつくる 整える習慣』

『一流の人をつくる 整える習慣』という本を読みました。

友人が勧めてくれた本ですが、読み応え十分。

 

著者の小林弘幸さんは、順天堂大学医学部教授。自律神経研究の第一人者。不勉強で知らなかったのですが、メディアへも数多く出演しているそうです。

 

f:id:bluesnake:20200507125912j:plain

以下、気になった箇所。

 

■一杯の水が体調を取り戻す

 

疲れてダルい時は、1杯の水を飲む。体全体に水分が行き渡るようなイメージを意識する。自律神経は腸の働きと密接につながっている。

 

■座っている時間が長い人ほど早く死ぬ

 

1時間に一度、席を立って休憩する。理想を言えば、少し外に出て空を見上げて簡単なストレッチをする。その際、しっかり深呼吸をして水を飲めば、自律神経のリセットとして完璧。

 

■最大のポイントは朝ではなく、前の日の夜にある

 

日常をリセットするなら夜、それも寝る前の習慣を変えるのがベストなアプローチ。落ち着いた時間を30分ぐらい取り、読書や音楽、趣味の時間にあてる。

 

■1日を振り返り「失敗」と「成功」のパターンを上書きする

 

5〜6分、1日を振り返り、失敗したことについては「こうすれば良かった」「次回はこうしよう」という改善パターン、理想のパターンをリアルに思い描く

 

■次の行動をスムーズに引き出す「1個の法則」

 

考えずにオートマチックに行動するという原理を、一番シンプルに活用するのが「次に何をやるのかを1個だけ決めておく」という方法です。

 

■家に帰ってすぐ「オフモード」に入らない

 

家に帰った際、何か用事をこなそうとすると、体を動かし続けることになる。その「ちょっとだけ体を動かしている」という状態が大事。

 

■すべての行動の前に「何のためにやるのか?」を考える

 

■ストレスは複数持つほうがうまくいく

 

■感謝ほど自律神経が整うものはない

 

「ストレスは複数持つほうがうまくいく」というのは、なるほどでした。1つより複数のほうが分散するので、負担が軽減されるということなんですね。

 

自律神経という言葉は知っていても、何を司るものなのかは、知らなかったので、大いに勉強になった1冊です。