大阪落語祭(大阪松竹座)
今年になってブログの更新がすっかりご無沙汰になっています。これではイカン!と猛反省。週に1回、いや、それ以上更新していこうと決意しました。
書きたいネタはたくさんあるのですが、時間がない。そんな言い訳は、かっこ悪すぎますね。なので、がんばります。
ということで、いきなり昨年の話題を(汗)
2020年12月1日、大阪落語祭の開幕公演(大阪松竹座)へ行ってきました。1ヶ月にわたって繰り広げられる落語祭の初日とあって、上方落語の金看板が勢揃い。これだけの顔ぶれが一堂に集まるのは、初めてだそうです。
「四人癖」 笑福亭鉄瓶
「掛け取り」 桂米團治
「蜆売り」 桂福團治
〈口上〉 福團治 さこば 文枝 八方 文珍 仁智 鶴瓶 米團治
「癇癪」 笑福亭鶴瓶
「赤とんぼ」 桂文枝
80歳になる福團治師匠の「蜆売り」が実に良かったです。
冬の船場を舞台にした人情噺。長い人生を歩んできたからこそ醸し出せる味わいがありました。
文珍、鶴塀、文枝の師匠方も負けじと新作落語を上演。中でも文枝師匠の「赤とんぼ」は、笑いを取りつつ童謡への郷愁を描いた作品で、改めて歌詞の美しさを感じました。
2007年の大銀座落語祭で、文枝師匠(当時は三枝)の「大橋節夫物語」という新作落語を聴いたことがあります。大橋さんは日本のハワイアンの草分けと言われる歌手。その生涯を綴った一代記でした。この口演でも音楽を巧みに使っていて、感動した記憶があります。