スルメ日記

ライターのユッキィ吉田が「ゆるい日常」を綴っております。

労働者ひとり


ゴールデン・ウィーク前のプレゼンに間に合わせるため、ここ一週間、かなり無理をした。快方へ向かっていたVDT症候群は、ふたたび悪化。微熱、倦怠感を引きずりながらも企画書を完成させ、本日、ミーティングに臨んだ。


ところが、だ。肝心のプロジェクト・リーダーがドタキャン。今日は恐ろしく多忙ゆえ、GW明けに変更してほしい、と泣き言をのたまう。一瞬、殺意が芽生えた。しかし、3秒後には菩薩のような笑顔で返事をする私。仕方ありませんねぇ。もう、憤怒する体力が残っていなかったのである。


てなわけで現在、身体はボロボロ。心はヨレヨレ。大型連休突入に浮き足立つ世間に力なく砂をかけつつ、月を仰ぐ。


夜、部屋の隅の文庫本の山を崩すと、小林多喜二蟹工船』が現れる。その下から『歎異抄』も出てきた。