スルメ日記

ライターのユッキィ吉田が「ゆるい日常」を綴っております。

餅つき男


4年ぶりに「持病」が再発する。数日来の不調は、VDT症候群だけのせいではなかったわけだ。かかりつけの医院は、当然連休中。よって、明後日まで身動きとれず。これで、連休は流れました。きれいさっぱりと。


夜、ETV特集ホワッツ テラヤマ? 再考・団塊の青春」を見る。
寺山修司団塊の世代を重ね合わせた世代論ドキュメンタリー。番組で紹介された寺山氏の舞台や映画も面白かったが、興味をひかれたのは、挿入された昔のニュース映像。


「浅草奥山まつり」と題されたモノクロの記録映像で、昭和28年の撮影。浅草の見世物興業を記録したものだが、昭和20年代には「のぞきからくり」が、まだ現役でがんばっていたんですね。


凄いのは「怪力おんな」


仰向けに寝た女性の上に畳を何枚も重ね、その上に男がふたり乗っている。何をしているかというと、なんと、餅つき。石臼を置いて、エイッ、ホッ、と餅つきをしているんですね。いやあ、おもしろい。女性の怪力ぶりもさることながら、男性コンビの軽やかな動きが、素晴らしい。絶品。見世物に関しては、かなり取材と資料探索を行ったが、こんなパフォーマンスがあったとは、知らなかった。ぜひとも口上を聴いてみたい。