スルメ日記

ライターのユッキィ吉田が「ゆるい日常」を綴っております。

梅から桜へ

bluesnake2009-02-26



仕事が一段落したので、乳がん検診へ。


はじめてマンモグラフィを体験する。乳房をギュッとはさむので痛いと聞いていたのだが、さほどでもなし。ちょっと圧縮される、という程度。あっけなく終わりました。技師のお姉さんはチャーミングでやさしいわ(ゆうこりん似)、お医者さまはハンサムでていねいだわ(玉木宏似!)、最近の医療の高ホスピタリティを改めて感じる。


結果は問題なし。これで来月の観劇ロードも問題なしだ。ふふふ。遊ぶぞ。帰路、自転車で並木道を走る。満開の黄梅の香りが心地よい。吹く風は、もう春の匂いだ。


北林先生のブログを見ると「桜彦 翔る!」への想いが綴られていた。

この物語、数百年、戦争を繰り返してきた二つの国に、一本の桜の木と、たった一人の男が走り続けることによって、平和をもたらすというお話です。絵空事のように感じられるかもしれませんが、たったひとりの勇気や情熱が、多くの人のこころを動かすことはままあること…100年に一度の危機を迎えた日本と、その危機に翻弄されるOSKが、現状打破する突破口のひとつに、この作品がなれたらいいと切に願っています。


いいですねえ。あくまで直感だが、この舞台、なんだか名作のニオイがする。作り手の気迫が伝わってくるし、何より題材が時代とシンクロしている。そこがいい。


「一本の桜の木」。美しく、まっすぐに、誇らしく咲きほこる桜の花。松竹座の舞台の上に、どんな風に出現するのだろうか。