中村京由さん
一昨日のブログに書いた「美形の女形」、その正体がわかった。
中村京由(きょうゆき)さん。
中村芝雀丈のお弟子さん。国立劇場の歌舞伎俳優養成所を経て、平成19年4月に入門。現在3年目という若手。忙しいのに調べてくださったワシャさん、本当にありがとう。感謝、感激、感涙です。
師匠・芝雀丈のサイトに、京由さんの「女形の姿」が載っている。なるほど整ったうりざね顔だ。ワシャさんの仰るとおり、化粧映えする顔立ちと見た。涼しげな目元がいい感じ。小鼻とおチョボ口も女形にとっては大きな武器だ。雰囲気からすると、町娘よりも芸者や遊女なんか演ると似合いそう。ちょっと艶っぽい役に向いているかも。
入門3年目だから、まだまだ見習い修行中という状態だが、師匠の会では、早くも義太夫舞踊『蝶の道行』を踊ったらしい。
金欠の身ゆえ、今月の御園座はパスの予定だったんですが、これは、ぜひとも観にいかねば。困ったなあ(笑)
ちなみに京由さんは腰元だけでなく、巫女(木の島明神境内の場)、うろこ四天(朱雀門王子最後の場)にも扮しているそうです。巫女の姿に興味津々。セリフがあるといいな。