至福の競演 コロッケ&天童よしみコンサート(大阪・新歌舞伎座)
大阪に緊急事態宣言が発令される直前の4月23日、コロッケ&天童よしみコンサートに行ってきました(大阪・新歌舞伎座)。
コロッケさんのステージは、一度生で観たいと思っていたのですが、ようやく念願かないました。
とーーーっても良かったです!
一瞬たりとも観客を飽きさせない構成と演出に、これぞプロの仕事だ!と感動。おなじみのモノマネから、レアなものまで100人以上のラインナップ。涙が出るほど笑いました。
ラインナップはこんな感じでした。
■オープニングは、野口五郎、岩崎宏美、森進一、瀬川瑛子、ちあきなおみなど、おなじみのモノマネメドレー。
■続いては、アコースティックコーナーと称して、谷村新司、堀内孝雄など。福山雅治のマネが激似でビックリ。
■津軽三味線と尺八の生演奏に乗って、細川たかしの「望郷じょんがら節」。
などなど、手を変え品を変え、観客を喜ばせるサービス精神に感服でした。
他にもたくさんコーナーがあったのですが、締めはいつもの北島三郎(だそうです)。ここでフィナーレかと思いきや、なんと早変わりで、天童さんの「珍道物語」も。
ご本人が登場して、互いの若い頃の写真を見ながら、2人でしばしトークを凝り広げます。で、最後に「居酒屋」をデュエット。コロッケさんは、五木ひろしの上機嫌パターンとご機嫌斜めを演じ分ける妙技。ちなみに不機嫌なときは、3階席を見上げて歌うそうです(笑)
天童さんも生で歌を聴くのは初めてでした。
テレビで見てうまいのは分かっていましたが、生で聴くと、その歌唱力に圧倒されます。演歌だけかと思っていたら、バラードやポップスも披露してくれました。
声量があり音域の広い人だけに、何でも歌いこなすんですね。日本のディーバとしてR&B、ソウル、ジャズなんかもぜひ歌ってほしいです。
これで無事終了かと思っていたら、なんと、コロッケさんが舞台に再び登場。自分のステージだけでも疲れているだろうに、サービス精神の塊のような人だと感服しました。
※写真はコロッケさんの公式サイトから借用しました。